人事制度構築、給与計算、就業規則、労働時間、退職金、助成金等のことなら、大阪府柏原市の社会保険労務士事務所「杉本経営労務事務所」にお任せください。
経営者の頭の中を可視化して正しい人事制度の導入と運用を行えば、
1.社員・管理者が成長し、業績が向上します
2.社員の評価・賃金に対する不平・不満がなくなります
3.社員がお互いに教え合う、成長を助け合う組織となり、組織風土が良くなります
杉本経営労務事務所では、人事制度の構築支援に加えて、社内説明会、評価決定会議の開催、賞与・昇給決定アドバイスなど運用・定着のための支援まで一貫したサービスを展開します。
人事制度は、社員を成長させ、業績を向上させるための仕組みです。
正しい人事制度は4つの仕組みから成り立っています。
〇成長支援制度
企業の成長は社員全員の成長であり、企業には社員を成長させる義務があるという考えに基づき、まとめられるべき制度。成長シートによる評価や評価決定会議がこれに含まれ、一般的には人事考課、評価制度と呼ばれています。この成長支援制度が、人事制度の中枢機能をもちます。成長支援制度の構築なくして、人事制度の成功はありません。
〇ステップアップ制度
社員の成長や成長段階によって、どのように昇進や昇格をするのか決めたもの。一般的には昇進昇格制度といいます。社員には、成長の段階が大きく分けて3つの階層があります。プレイヤーとして自分で成果を上げる段階、プレイングマネジャーとして自分で成果を上げながら部下を育てる段階、そしてマネジャーとして部下を育てることで組織に貢献する段階です。この成長の道筋を示し、どのように成長したらどのように会社の中でステップアップしていけるのかを仕組みにしたものが、ステップアップ制度です。社員が組織の中でどこまで成長したかを確認するとともに、成長の目標を設定することを目的としています。
〇賃金制度
社員の成長によって、そして業績によって、どのように昇給・賞与が決まるのかを明らかにした制度です。賃金制度そのものだけでは社員の昇給・賞与を決めることはできません。賃金制度は処遇制度の1つであり、人事制度の中心である成長支援制度を機能させて初めて機能する制度になります。
〇教育制度
すべての社員の成長を組織的に支援するための制度。適切な教育を行うためには、何をテーマに社員を教育するかを明確にする必要があります。成長支援制度があることで、どこに重点を置き、何を誰に教育すればいいのか、効果のある教育テーマがすべて詳細に明らかになります。
すべての企業において共通して機能する人事制度はありません。人事制度はその企業の業種や規模によって当然異なり、正しいつくり方は、経営者の頭の中を可視化することです。
経営者の考え方をしっかりヒアリングし、個別の問題を解決しながら、完全オリジナルな制度を作り上げていきます。人事制度の4つ全ての仕組みを構築する期間は、企業規模によりますが概ね6~10ヶ月必要となりますが、成長支援制度のみを先行して導入し、その後、その他諸制度の検討を行うということも可能です。
人 事 制 度 構 築 フ ェ | ズ | Step1 | ・成長支援制度づくりーその1 | ・営業部門、製造部門、物流部門等のライン部門一般 職層の成長シートを作成 |
Step2 | ・成長支援制度づくりーその2 | ・営業部門、製造部門、物流部門等のライン部門、 ・人事部門、経理部門、事務部門等のスタッフ部門の ・成長支援会議の進め方を習得、策定 ・評価フィードバックの方法を習得、策定 | |
Step3 | ・ステップアップ制度づくり ・目標管理制度づくり | ・ステップアップ制度を策定 ・成長シートを活用した目標管理の仕組み策定 | |
Step4 | ・賃金制度づくり | ・賃金体系・賃金表の設計 ・モデル賃金を作成 | |
Step5 | ・賃金体系移行 | ・賃金体系へ移行し、社員別の賃金明細を決定 | |
Step6 | ・教育制度づくり ・昇給・賞与の決定方法の決定 | ・教育制度を策定 ・昇給・賞与の決定方法を策定 |
人事制度の導入、移行にあたっては、労働条件変更の法的留意事項を確認しながらすすめる必要があります。杉本経営労務事務所の人事制度構築コンサルティングでは、労務問題の専門家である社会保険労務士が制度設計を行うため、制度構築の際の労務リスクの低減を図ることができます。また、労働時間管理コンサルティングを併用することで、コンプライアンス上の配慮が求められる労働時間制度や割増賃金などの時間外手当対策を組み込んだ設計にも対応いたします。
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